倉兼育康騎手騎乗の1番人気スペルマロンが優勝(提供:高知県競馬組合)
2日、高知競馬場で行われた第17回黒潮スプリンターズC(4歳上・重賞・ダ1300m・1着賞金400万円)は、中団でレースを進めた倉兼育康騎手騎乗の1番人気スペルマロン(セ6、高知・別府真司厩舎)が、外々を回ってゴールまで脚を伸ばし、内を突いた5番人気ウォーターマーズ(セ6、高知・大関吉明厩舎)との競り合いを制して、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分23秒9(重)。
さらに3馬身差の3着に3番人気スリラーインマニラ(セ7、高知・田中守厩舎)が入った。なお、2番人気ブラゾンドゥリス(セ8、兵庫・飯田良弘厩舎)はスリラーインマニラと1馬身差の4着に終わった。
勝ったスペルマロンは、父ロージズインメイ、母チャンピオンダイヤ、その父ダンスインザダークという血統。昨年の大晦日に行われた高知県知事賞に続く重賞2勝目を飾った。また本レースの勝利で、3月10日に高知競馬場で行われる黒船賞(JpnIII)の優先出走権を獲得した。