優秀女性騎手賞を受賞した木之前葵騎手(c)netkeiba.com
17日、都内のホテルで「NARグランプリ2019」の表彰式が行われた。優秀女性騎手賞を受賞した木之前葵騎手が、喜びの声を語った。
――受賞に際しての感想は
「“受賞したよ!”と聞いた時は、やはり嬉しかったです」
――昨年は女性騎手トップの67勝、振り返って
「自分が一番勝った時は69勝だったので、それは上回りたかったです。目標は年間100勝、3桁に行きたいです」
――昨年は全国各地で新人女性騎手デビューした
「レース観ていても、自分がデビューした時のことを思い出すようなレースをしていて、すごく応援しています」
――彼女たちの存在は刺激になるか?
「この子たちがどのように成長していくのか、LVR(レディスヴィクトリーラウンド)もあるので楽しみですね。応援したくなります」
――LVRへの意気込みは
「(ミカエル・)ミシェルと一緒に乗ることで吸収できることもあるのではないかと。新人騎手も多く、予想しづらいレースになると思うので、そのあたりは臨機応変に乗りたいと思っています。本当は“オールレディース”で臨みたいのですが、まだ人数が足りないので。いずれは女性騎手のみでレースをしたいですね」
――ミカエル・ミシェル騎手から学ぶものは
「LVR2戦目で豪快に差し切られてしまって…、すごい迫力でした(苦笑)」
――岩永千明騎手(佐賀)の復帰もあった
「ケガ以前にもお会いしていて、ショックもありましたが、復帰されたということで、“とてもガッツのある先輩だな”と思っています」
――数多くのジョッキーがいるなかで、どうやって存在感をアピールしていくか
「普段、名古屋競馬で培った経験を生かして、自分らしいレースをしてきけたらなと思っています」
――今後の目標は
「年間100勝という目標はかわらず、今年も優秀女性騎手賞が欲しいです。(3年ぶりの重賞制覇は?)勝ちたいとは思いますが、その辺りはあまり力まずにマイペースで頑張っていけたらなと思います」