殊勲調教師賞を受賞した川崎・高月賢一調教師(c)netkeiba.com
17日、都内のホテルで「NAR
グランプリ2019」の表彰式が行われた。殊勲調教師賞を受賞した川崎・高月賢一調教師が、喜びの声を語った。
――受賞に際しての感想をお聞かせください。
「このようなすばらしい賞をいただけて、馬主さん、スタッフ、騎手にすごく感謝しております。
祖父から、父から色々受け継いだ技術を学びながらここまでやってきました。この賞をいただけたことは、亡き先生である父に伝えたいです」
――去年はどんな1年でしたか
「出来すぎた1年だったと思います。100勝については、あまり意識はしてなかったのですけど、あと1勝、あと2勝と徐々に意識が変わってきました。最後100勝を達成したときはとても幸せでした」
――全日本2歳優駿(JpnI)を
ヴァケーションが勝利しました。その喜びを改めて聞かせてください。
「私は何もやっていないのですけど、スタッフが毎日一生懸命やってくれていることにとても感謝しています」
――中央の強豪を倒してのゴールイン、その瞬間は
「一瞬負けたと思ったのですけど、判定でアタマ差。息子と2人で喜びました」
――この春のビッグレースに向けての期待は
「
ヴァケーションと
グリーンロードは大井の重賞に行きたいと思っています。
インペリシャブルは、少し休養させて短距離路線に変更しようと思っています」
――
ヴァケーションはアメリカの3冠レースにも登録がありますね。
「登録はあったのですけど、南関東の重賞に変更しようと思っています」
――ご自身の今後の目標、抱負は
「南関東のリーディングを取りたいと思っております」