アルゼンチン共和国杯、トウショウナイト悲願の重賞V

2006年11月05日 15:35

 5日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(3歳上、GII・芝2500m)は、武士沢友治騎手騎乗の1番人気トウショウナイト(牡5、美浦・保田一隆厩舎)が中団追走から馬群を割って伸び、後方から追い込んだ2番人気アイポッパーをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分31秒0(良)。さらにクビ差の3着には6番人気ドラゴンキャプテンが入った。

 勝ったトウショウナイトは父ティンバーカントリー、母ミッドナイトオアシス(その父Java Gold)という血統。04年11月の3歳上500万下から3連勝し本格化。05年京都記念、日経賞(ともにGII)で2着に入るなど長距離の重賞で好走を続けるも、05年宝塚記念(GI-6着)後に骨折が判明し長期休養に入る。今年2月に復帰後は精彩を欠いていたが、札幌日経オープン(OP)でコスモバルクに4馬身差をつけて圧勝し復活をアピール。前走の京都大賞典(GII)で3着に入り、ここに臨んでいた。通算成績27戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の武士沢友治騎手は、97年デビュー以来初のJRA重賞制覇。管理する保田一隆調教師はセイウンスカイで制した99年札幌記念(GII)以来の重賞制覇で、通算では6勝目となった。

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