現地時間20日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEオークス(3歳・牝・GIII・ダ1900m・6頭)は、先手を取ったM.バルザローナ騎手騎乗のダウンオンダバイユー(牝3、UAE・S.ビンガダイヤー厩舎)が、そのまま後続を突き放して逃げ切り、2着のドバイラヴ(牝3、英・S.ビンスルール厩舎)に18.5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒35(良)。
日本のセラン(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)は、4番手でレースを進め、道中から最終コーナーにかけて徐々に追い上げるも及ばず、直線粘り込む形でドバイラヴと4.5馬身差の3着となった。
勝ったダウンオンダバイユーは、父Super Saver、母Bayou Tortuga、その父Empire Makerという血統の米国産馬。ラニが制した2016年のUAEダービーで2着だったポーラーリバーの半妹にあたる。前走のUAE1000ギニーではドバイラヴの2着だったが、ここで圧倒的な走りを見せ重賞初制覇を飾った。