直線激しい叩き合いを制して最低人気のミライヘノツバサが勝利(撮影:下野雄規)
22日、東京競馬場で行われた第70回ダイヤモンドS(4歳上・GIII・芝3400m)は、中団でレースを進めた木幡巧也騎手騎乗の16番人気
ミライヘノツバサ(牡7、美浦・伊藤大士厩舎)が、直線で内目から抜け出し、外から併せてきた3番人気
メイショウテンゲン(牡4、栗東・池添兼雄厩舎)との競り合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは3分31秒2(良)。
さらに5馬身差の3着に2番人気
オセアグレイト(牡4、美浦・菊川正達厩舎)が入った。なお、1番人気
タガノディアマンテ(牡4、栗東・鮫島一歩厩舎)は7着に終わった。
勝った
ミライヘノツバサは、父
ドリームジャーニー、母タムロブライト、その父シルバーチャームという血統。3年以上勝ち星から遠ざかっていたが、ここで見事復活のVを飾った。重賞はこれが初制覇。また、父
ドリームジャーニーにとっても、これが産駒のJRA重賞初勝利となった。