南関東全4場で勝利をあげたミシェル騎手(撮影:高橋正和)
24日の大井競馬第8R(ダ1600m・14頭)で、ミカエル・ミシェル騎手騎乗の5番人気アモローサ(牝4、大井・渡辺和雄厩舎)はスタートから積極的に先手をとり、直線3番手から追ってきた的場文男騎手騎乗の3番人気メドック(牡4、中道啓二厩舎)を振り切って3/4馬身差で勝利。3馬身差3着は2番手を追走していた森泰斗騎手騎乗の1番人気アニエラ(牝4、大井・堀千亜樹厩舎)。
ミカエル・ミシェル騎手は、南関東4競馬場で唯一勝ち星のなかった大井でも勝利し、地方競馬通算14勝目(125戦)で、現在南関東リーディングで単独10位(南関東13勝2着11回)となっている。
【ミカエル・ミシェル騎手】
「(南関4場全てで勝利を挙げて)ものすごく満足しています。この大井というハードルを一つ乗り越えることができました。レースの前、先生からは『できれば前に行って欲しい』と言われましたが、自在性のある馬とも言われていたので柔軟に考えていました。前にうまく出ることができ、馬とよくわかり合えたと思います。
的場(文男)騎手が残り100mのところですごく迫ってきているのがわかりましたが、何とか勝てました。レース後すぐに、的場騎手からハイタッチしていただき、おめでとうと言って頂きました。
(今日は祝日で)たくさんのお客さんがおられて、大井競馬場の雰囲気がとても良かったと思います。勝ったあと、たくさんの歓声をいただくことができ最高の気分でした。こういう応援をいただけるのはありがたいことですし、日本のファンは最高だと思います。
明日も頑張って、サウジに出発する前に勝利が挙げられたらと思います。サウジでは抽選で馬が決まりますが、良い馬に当たったらいいなと思います。
(藤田菜七子騎手が負傷で代わりに出場の)パコ騎手はよく知っていますし、フランスで仲良くしていました。しかし、菜七子さんの事は本当に残念で、菜七子さんと一緒にサウジに行けないのはとても残念です」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)