◆第61回福島記念・G3(11月22日、福島競馬場・芝2000メートル)=追い切り、11月19日・美浦トレセン
福島コースは【2102】と好相性の
シリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父
マクフィ)は、上野翔騎手(レースは古川吉洋騎手)を背にWコースで
ラーグルフ(6歳オープン)を5馬身半追走。集中力十分に少しずつ前との差を詰めると、最後の直線では僚馬に内から手応え良く並びかけて半馬身前に出てフィニッシュ。6ハロン84秒8―11秒4をマークした。
田中勝調教師は「前走(毎日王冠11着)は少し休み明けの感じがあったし、今回の方が気持ちが入っているね。動きは良かったし、仕上がっているよ」と納得の表情を浮かべた。
4月にはこの舞台でリステッドの福島民報杯を勝利し、続く新潟大賞典で念願の重賞初制覇を果たした。近2走は結果が伴わないが、実績を評価されてハンデは58・5キロのトップハンデタイを背負う。トレーナーは「コース的にも力を出せる舞台だし、ハンデも気にならない。いいところを見せてほしい」と前を向いた。