◆第61回福島記念・G3(11月22日、福島競馬場・芝2000メートル、ハンデ)=11月19日、栗東トレセン
4走連続で2ケタ着順の
リフレーミング(牡7歳、栗東・藤野健太厩舎、父キングヘイロー)は皮膚を薄く見せる好馬体でCWコースをパワフルに駆け抜けた。82秒7―11秒3と時計も優秀。前走までは故障歴のある脚元を考慮し、坂路中心の調整。しかし、今回は1週前もCWコースで追い切り、80秒8―11秒8と復調気配が漂う。藤野調教師は「動きも時計もよかったですよ。この馬にしては脚の状態も良く、初めてCW中心の追い切りができました」と満足そうな表情を見せた。
2024年の小倉記念を制したが、右前肢の故障で同年の天皇賞・秋を回避し、翌年の中山記念15着を最後に鮫島一歩厩舎から転厩してきた。「馬もピリピリしてきて、今までとちょっと違う感じです」。本来の姿を取り戻し、4戦2勝の福島で復活を目指す。