12日、東京競馬場で行われた赤松賞(2歳500万下牝、芝1600m)は、勝浦正樹騎手騎乗の15頭立て13番人気(単勝91.6倍)ディーズメンフィス(牝2、美浦・藤原辰雄厩舎)が中団から直線で外目を伸びると、先に抜け出していた5番人気カタマチボタンとの接戦をハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分36秒1(良)。さらにクビ差の3着には7番人気エミーズスマイルが入り、3連単は2,891,350円の大波乱となった。また1番人気に支持されたデスコベルタは5着、2番人気ローズオットーは6着にそれぞれ敗れた。
勝ったディーズメンフィスは、父マヤノトップガン、母マーズプリンセス(その父デインヒル)という血統。8月の新馬戦(新潟・芝1400m)を制し、続く前走のサフラン賞はホットファッションから0.6秒差の10着に敗れていた。通算成績3戦2勝。