【アーリントンC予想】馬場適性も高そうなプリンスリターンに期待/JRAレース展望

2020年04月18日 06:00

重賞初制覇を狙うプリンスリターン

 もともと出世レースとして名高い存在だったが、一昨年からNHKマイルCのトライアル競走となり、上位3着までに同レースの優先出走権が与えられるレースとなった。

 ◎プリンスリターンは京都マイルのシンザン記念2着馬。抜け出したところを桜花賞でも人気になっていたサンクテュエールに交わされたが、それでも1度は差し返そうと意地を見せて、3着以下には4馬身の差をつけた。安田記念で強烈な瞬発力を披露した父ストロングリターンは、桜花賞を勝ったデアリングタクトの父エピファネイアと同じシンボリクリスエス産駒。母系は1930年に輸入されたフリヂデイテイーにさかのぼる血統で、近親には公営競馬の活躍が多い。荒れた馬場に対する適性も高そうだ。

 ○タイセイビジョンは京王杯2歳Sをレコード勝ちして、同距離同コースの朝日杯フューチュリティSは2着。サリオスには完敗だったが、GIタイトルに手が届きかけた馬だった。対プリンスリターンは2戦2勝と、その実績は頭ひとつ抜けている印象があるが、ここは本番を見据えての休み明け。やや評価を下げた。

 これら既成勢力に対して逆転を狙うのは▲デュードヴァン。デビューから、ダートで2連勝で、芝コースは初めてになるが父デクラレーションオブウォーは英国の芝GI勝ち馬で、仏2000ギニー優勝馬の父。母ジェラスキャットの全姉タピキャットは米国の芝重賞フロリダオークスの優勝馬で、高い芝適性がうかがえる血統だ。レースぶりに注目したい。

 前走の内容が良かった△ギルデッドミラー、朝日杯3着馬△グランレイ、荒れた馬場を味方にしそうな△ボンオムトゥックを抑えておきたい。

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