19日、阪神競馬場で行われた第25回アンタレスS(4歳上・GIII・ダ1800m)は、後方2番手でレースを進めた藤岡佑介騎手騎乗の3番人気ウェスタールンド(セ8、栗東・佐々木晶三厩舎)が、4コーナーから捲るように進出して直線で前の各馬を一気に捕らえ、2着の7番人気アナザートゥルース(セ6、美浦・高木登厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒8(稍重)。
さらにハナ差の3着に2番人気クリンチャー(牡6、栗東・宮本博厩舎)が入った。なお、1番人気ベストタッチダウン(牡4、栗東・橋口慎介厩舎)は14着に終わった。
勝ったウェスタールンドは、父ネオユニヴァース、母ユーアンミー、その父Marquetryという血統。通算30戦目にして、待望の重賞初制覇を飾った。