レッドルレーヴの将来性に期待する(撮影:下野雄規)
2着以内にはオークスへの優先出走権が与えられる
トライアルレース。過去10年間でここを
ステップにオークスへ挑んだ馬は46頭いて1着1回2着4回3着4回。10年の
サンテミリオンを最後に、優勝馬は出ていないが、それなりに健闘している。
17頭中13頭が1勝馬で難解だ。
◎
レッドルレーヴの将来性に期待する。デビュー戦はのちの共同通信杯3着
フィリオアレグロを相手に3着以下に6馬身の差をつけるマッチレースを演じて2着。2戦目に勝ち上がると、前走のフラワーC2着。この時は早めに脚を使わざるを得ない展開となって最後は脚色がいっぱいになってしまったが高い能力を示した。キングカメハメハ×ディープインパクトの配合で、祖母は
エアグルーヴ。最上級の血統馬だ。
○
スカイグルーヴの母アドマイヤセプターはキングカメハメハ×サンデーサイレンスで祖母が
エアグルーヴ。
レッドルレーヴと似た血統だ。本馬は、
エピファネイア×キングカメハメハで桜花賞馬
デアリングタクトと同じ。成長を阻害しないように馬にあわせた余裕あるローテーションで今回が3戦目となるが、デビューから牡馬を相手にしてきた経験を牝馬限定戦でいかしたい。
▲
ホウオウピースフルは、有馬記念優勝馬
ブラストワンピースの半妹。牡馬混合戦の新馬、特別を勝ち上がり、重賞初挑戦となった前走は12キロ増で6着。初めて経験するマイルのペースに戸惑ったような印象もあるが、少々余裕もあった。この距離で見直したい。
ゆりかもめ賞2着△
ヴォリアーモはトニービン3×4。近親にフサイチコンコルドやヴィクトリー、リンカーンらがいる良血
フアナもトニービン3×4。先行力がある△
ウインマリリンとディープインパクト産駒△
エレヴァテッツァも抑えておきたい。