日本ダービー初騎乗となる坂井瑠星騎手(撮影:高橋正和、撮影日は4月8日)
10日のNHKマイルC(GI)で13着だったサトノインプレッサ(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は、坂井瑠星騎手との新コンビで、5月31日に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI・東京芝2400m)へ向かうことがわかった。
サトノインプレッサは父ディープインパクト、母はサンチャリオットS(英G1)3連覇のサプレザ、その父Sahmという血統。デビューから無傷3連勝で毎日杯(GIII)を制した。通算成績は4戦3勝。
矢作芳人厩舎所属の坂井瑠星騎手はデビュー5年目で、日本ダービー当日が23歳の誕生日。自身のみならず、同期の藤田菜七子騎手、荻野極騎手らに先駆けて、この世代では初のダービー騎乗となる。
【坂井瑠星騎手のコメント】
「まずはこのような機会を与えていただいた里見オーナー、矢作先生、そしてサトノインプレッサに関わる全ての方に感謝しています。
昨日の昼にダービーに乗れるという電話を矢作先生からいただいた時は、驚きすぎて言葉が出ませんでした。
ダービーはどの国でも特別なレースですし、一番勝ちたいレースでもあります。乗るからにはしっかりと準備をし、サトノインプレッサのベストパフォーマンスを発揮して良い結果を残せるように、レースまでの時間を過ごしていきたいと思います。
コロナウイルスによって無観客競馬が続いています。ファンの方がいない競馬はとても寂しく慣れないですが、テレビの前で応援していただけると嬉しいです」