2日、阪神競馬場で行われた6R・2歳新馬(ダート1200m)は、藤田伸二騎手騎乗の3番人気フサイチレオン(牡2、栗東・山内研二厩舎)が3、4番手追走から、逃げる1番人気アクロスザスターを直線半ばで捕らえると、2.1/2馬身差をつけ差し切った。さらに1/2馬身差の3着に中団から差してきた2番人気ヴイマックスが入った。勝ちタイムは1分14秒0(良)。
勝ったフサイチレオンは父Gone West、母シアトルサンセット(その父Belong to Me)という血統の持込馬。祖母Weekend in SeattleはCCAオークス(米G1)3着馬で、牝系はA.P.Indy(BCクラシック-米G1)、Summer Squall(プリークネスS-米G1)らが出る名門。04年セレクトセール当歳で2億8000万円で落札されていた。
Gone West産駒は中山4Rのダノンムローに続き本日2頭目の新馬勝ち。現2歳世代はビクトリーテツニー(現2勝)を含め、デビューした3頭全てが勝ち上がっている。