現地時間2日、仏・ドーヴィルで行われたドーヴィル・ディセンバーセールで、多田信尊氏が今年の欧州3歳牝馬チャンピオンのマンデシャ Mandeshaの母マンダララ Mandalaraを170万ユーロ(約2億6000万円)で落札したことがわかった。
マンダララは父Lahib。母Madiriya(その父Diesis)という血統の愛国産馬。現役時代は1勝に終わったが、2番仔のマンデシャは今年、アスタルテ賞(仏G1・芝1600m)、ヴェルメイユ賞(仏G1・芝2400m)、オペラ賞(仏G1・芝2000m)を3連勝し、欧州3歳牝馬チャンピオンに選ばれている。
多田信尊氏はグローブエクワインマネージメント代表として、今年のセレクトセールでトゥザヴィクトリーの06(父キングカメハメハ)を国内セリ史上最高額となる6億円で落札。11月にも米・キーンランドセールでドバイワールドC(首G1)勝ち馬エレクトロキューショニスト Electrocutionistの半弟になるElbaahaの06(父Montjeu)を、当歳馬の落札価格としては北米史上最高となる270万ドル(約3億2000万円)で落札している。