岩手競馬平地通算勝利記録を更新した小西重征調教師(左、提供:岩手県競馬組合)
13日、盛岡8Rで山本政聡騎手騎乗のエリザベスキュート(牝3、岩手)が1着となり、管理する小西重征調教師が地方通算1844勝を達成。故櫻田浩三調教師の持つ岩手競馬平地通算勝利記録を更新した。
(小西重征調教師のコメント)
「数日前に記録のことを言われて、これまでは他人事のように思っていて気にしていなかったのですが、よくここまで来たなと今改めて思っています。調教師になって42年。長くやってきたおかげで順番が来たということなのでしょう。
思い出のレースと言ってもなかなか絞り切れないが、若い頃のレースの記憶はひとつのレース、ひとつの勝利のプレッシャーがすごかったというものがほとんど。最近になってようやく楽な気持ちで挑めるようになりました。
せっかくここまでたどり着いたからね。これからもひとレースひとレースを楽しみながらやっていくつもりです」
(小西重征厩舎所属 山本政聡騎手のコメント)
「自厩舎の馬は全部乗せてもらっていますから、チャンスがある時はしっかり勝ちたい。騎手でもこれだけ勝つのは難しいですからね。調教師さんはなおさらだと思います。新記録おめでとうございました」
1943年4月8日生まれ。1979年4月8日水沢7Rで管理馬(ヤマノランサー)がデビュー、初勝利は同年6月24日盛岡3R(カネコユキ)。主な管理馬は、1990年南部杯優勝馬グレートホープ、1993年南部杯優勝馬トウケイニセイなど。
(岩手県競馬組合のリリースより)