【岐阜金賞予想】ニュータウンガール、地元では負けられない/NARレース展望

2020年08月27日 11:00

東海ダービー馬ニュータウンガールに注目したい(撮影:稲葉訓也)

 8月27日、笠松競馬場で重賞・岐阜金賞(1900m)が行われる。3歳秋のチャンピオンシップの一戦で、このレースの優勝馬が10月4日盛岡競馬場で行われるダービーグランプリも優勝すれば、800万円のボーナス賞金が与えられる。北陸・東海・近畿交流競走だが、兵庫所属馬にとっては来週、地元で園田オータムトロフィーが実施されることもあってか遠征馬はゼロ。東海地区の12頭によって行われる。

 中心は東海ダービー馬・ニュータウンガール。距離実績も笠松での重賞制覇もあり、条件面で不安は見当たらない。金沢に遠征した前走・MRO金賞は先に抜け出した石川ダービー馬・ハクサンアマゾネスと直線で一騎打ち。ゴール前でようやく半馬身ほど出たところを離れた大外からフジヤマブシに差されて2着だった。元々、抜け出すとフワッとするタイプなだけに一騎打ちの形は良かっただろうが、離れた所から差されては仕方がない。ふたたび地元で重賞制覇を狙う。

 ダルマワンサはここ3走短距離重賞を使い、いずれも2着。岩手から笠松に再び戻ってきて久しぶりの距離延長となる。3走前のぎふ清流Cでは4コーナーを先頭で迎え、勝利まであと一歩。地元馬同士のここは上位争いに加わるだろう。

 ドラゴンウォリアーはJRA1勝クラスから転入3戦目。移籍初戦は8馬身差の圧勝、前走・ぎふ清流Cは序盤からある程度位置を取りに行って3着だった。今回は約3カ月半ぶりの一戦となるが、力は上位。

 MRO金賞4着のタイニーパワーや湾岸スターC4着のミラクルキャッシュあたりも展開次第で浮上しそう。

 岐阜金賞は8月27日笠松11R、16時25分発走予定。

(文:大恵陽子)

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