29日、小倉競馬場で行われた第22回小倉サマージャンプ(3歳上・JGIII・障害3390m)は、残り1周の地点で3番手に上がった森一馬騎手騎乗の2番人気スプリングボックス(牡6、栗東・寺島良厩舎)が、先に抜け出した3番人気ブレイクスピアー(牡5、栗東・長谷川浩大厩舎)を最後のハードル障害を越えてから差し切り、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分42秒0(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気ハルキストン(牡5、栗東・浅見秀一厩舎)が入った。なお、1番人気マンノグランプリ(牡4、栗東・角田晃一厩舎)は9着に終わった。
勝ったスプリングボックスは、父ハーツクライ、母セカンドノホシ、その父シンボリルドルフという血統で、これが重賞初制覇。また、父ハーツクライにとってもこれがJRA障害重賞初勝利となった。鞍上の森一馬騎手は小倉サマージャンプの2連覇達成。