強豪を撃破しケンタッキーオークス馬に輝いたシーデアーズザデビル
現地時間4日、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場でG1・ケンタッキーオークス(3歳牝・ダ1800m・9頭立て)が行われた。
好位でレースを進めた5番人気シーデアーズザデビル(牝3、F.ジェルー騎手)が直線半ばで先頭に立ち、直後から前を追った2番人気スイススカイダイバー(牝3、T.ガファリオン騎手)の追撃を退け、1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒28(良)のレースレコード。
ハナを切った断然の1番人気ガミーン(牝3、J.ヴェラスケス騎手)は、さらに1.1/2馬身差の3着。圧勝だった2走前のエイコーンS(米G1)、前走テストS(米G1)に続くG1・3連勝はならなかった。
シーデアーズザデビルは父Daredevil(その父More Than Ready)、母Starship Warpspeed、その父Congratsという血統。2着スイススカイダイバーもDaredevil産駒で、同産駒ワンツーとなった。
アメリカのB.コックス厩舎の管理馬で、通算成績は10戦5勝。重賞は今年のハニービーS(米G3)、インディアナオークス(米G3)に続く3勝目。G1は初出走初勝利となった。