現地時間16日、米・ハリウッドパーク競馬場で行われたハリウッドフューチュリティS(2歳、米G1・ダート8.5f)は、K.デザーモ騎手騎乗の2番人気ストーメロ Stormello(牡2、米・B.カリン厩舎)が先手をとると、直線入り口で先頭に立った6番人気リクイディティ Liquidityを差し返し、クビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分42秒19(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気ローマンコマンダー Roman Commander、2戦2勝で1番人気に推されたベルグレイヴィア Belgraviaは4着に終わった。
勝ったストーメロは父Stormy Atlantic、母Wilshewed(その父Carson City)という血統の米国産馬。従兄に98年函館3歳S(GIII)を勝ったリザーブユアハート(父Gulch)がいる。デビュー2戦目(デルマー・ダート6f)で勝ち上がると、ベストパルS(米G2・ダート6.5f)3着、デルマーフューチュリティ(米G2・ダート7f)3着を経てノーフォークS(米G2・ダート8.5f)で重賞初制覇。前走のBCジュヴェナイル(米G1)は15.3/4馬身差の5着に敗れていた。通算成績7戦3勝(重賞2勝)。