前身のいちょうSを含めると、今年で重賞昇格後7年目になりますが、直近3年は優勝馬のダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオスがいずれもGI馬に輝く出世レースとなっています。主役は[2-4-3-5]の好結果を残しているノーザンファーム生産馬。そして、[1-2-0-0]と優秀な成績のルメール騎手にも注目でしょう。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば6月以降の重賞では、1-3番人気に推されたルメール騎手の騎乗馬が消去データに該当したときの成績は[2-0-0-5]。かなりの高確率で人気馬の凡走を嗅ぎ取っています。人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去データ。ここでは、サウジアラビアRCの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走1600m以下の特別戦出走 [0-0-0-21] 複勝率0%
該当馬:ジャンカズマ、セイウンダイモス、ダディーズビビッド、ビゾンテノブファロ
過去6年では、新馬組と未勝利組がそれぞれ3勝ずつ。特別戦の出走経験よりも、ひたすら素質が問われる戦いだ。オープンや重賞での好走歴の価値は低く、1800mからの距離短縮組以外は割り引きが必要である。
(過去の主な該当馬:18年ドラウプニル3人気4着、17年テンクウ3人気4着)
距離が一気に伸びる函館2歳Sはともかく、同距離の新潟2歳S好走馬も苦戦しています。例外は、新馬や未勝利組を含めて好走確率の高い1800mからの臨戦馬だけです。17年のダノンプレミアムやステルヴィオといった、のちのマイルGI馬が短縮組でした。
さらに、スペシャルデータを含む残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、ルメール騎手騎乗馬は残るのか? はたまた、注目の穴馬はいったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。