【OROターフスプリント予想】トライアル組の地元馬有利!?それとも他地区組か!?/NARレース展望

2020年10月24日 11:00

ツーエムマイスターが3連勝で重賞初制覇を目指す(ユーザー提供:ムーンさん)

 芝の特別競走のきんもくせい賞を重賞に格上げしてOROターフスプリントに名称が変更された。きんもくせい賞の回数は引き継がれず、レース名が変更された2011年が第1回となっている。2014年の第4回から他地区からも参戦できる地方全国交流競走になった。

 第10回を迎える今年は、トライアルのハーベストカップ優勝のツーエムマイスター、2着馬のコスモペリドットの地元勢7頭と他地区から4頭の計11頭で争われる。

 ◎はトライアルのハーベストカップに優勝したツーエムマイスター。

 JRA時代は芝、ダートともに勝ち星を挙げているが、オープンに昇級してからは芝のレースのみで使われていた。地方に移籍後は苦戦していたが、岩手競馬に移ってからは2連勝と芝1000mに替わって息を吹き返した。8歳になるが、ここ2走を見る限りは衰えは感じられず、3連勝で重賞初制覇を目指す。

 ○に船橋所属のケンガイア。

 ここ4戦は結果が出ていないが、昨年盛岡で3戦してダートで1勝、芝で4着、3着と好成績を挙げている。久々の盛岡の芝で巻き返しを期待したい。

 ▲にウインオスカー。

 JRAではオープンクラスで走っていたし、地方に移籍後は2走前に大井の神田川オープンで2着と好走しているように力はある馬。JRA時代に新馬勝ちしているように、芝も不安はなく、このメンバーなら優勝圏内だ。

 △にハーベストカップ2着のコスモペリドットと、JRA時代オープン馬で、久々の芝の前走(ハーベストカップ)5着のナリタスターワン。

 トライアル上位の地元組と他地区組のどちらに軍配が上がるのか。芝1000mの熱い戦い、OROターフスプリントは10月24日(土)、15時55分発走。

(文:佐々木祥恵)

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