上々の動きを見せたドゥラヴェルデ(手前)=撮影・三好信也
「東スポ杯2歳S・G3」(23日、東京)
ドゥラヴェルデが19日、美浦Wで切れのある動きを見せた。前に
キングテセウス(4歳障害未勝利)、後ろに
エスタジ(4歳3勝クラス)という形でスタート。4角で2頭の間に入り、馬なりで5F69秒2-39秒3-11秒9を記録。前者に2馬身先着、後者とは併入でフィニッシュとなった。
追い切りを見守った木村師は「元気があり、(レースで)頑張ってくれるかな、というものでした」と目下の感触を伝える。新馬戦ではメンバー最速の上がり3F33秒1を記録してV。モタれるなど若さを露呈しつつも、後続に3馬身差をつける圧巻の内容だった。「入厩当初から素質の高さを感じていた馬ですからね」と指揮官は重賞初Vへの期待を込めた。