5日、名古屋競馬場で行われた1R・3歳7組(ダート1400m、1着賞金23万円)で、大畑雅章騎手騎乗の1番人気サマニドール(牝3、名古屋・錦見勇夫厩舎)が、2番人気デルマエドワードに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒1(良)。同馬の勝利が新種牡馬ボールドカリバー産駒の地方・中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったサマニドールは父ボールドカリバー、母ハイエストドーター(その父タマモクロス)という血統。美浦・谷原義明厩舎からデビューしたが3戦して勝てず、今回が移籍初戦だった。通算成績4戦1勝(うちJRA3戦0勝)。
同馬の父ボールドカリバーは父Lure(その父Danzig)、母Fanciulla Del West(その父Manila)という血統の仏国産馬で、牝系は名馬ダンシングブレーヴと同じ。現役時代は美浦・大久保洋吉厩舎で8戦1勝(新潟・芝2000m)。現3歳が初年度産駒の新種牡馬で、9頭が血統登録、これまでに6頭がJRAで競走馬登録されており、いずれも父を所有していた大原詔宏氏が馬主となっている。