【カペラS 血統データ分析】近年はフジキセキ系種牡馬の産駒が複穴

2020年12月10日 11:02

カペラS 種牡馬データ

 13日に中山競馬場で行われるカペラS(3歳上・GIII・ダート1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがゴールドアリュールとキングカメハメハ。2回でSpring At Last、ワイルドラッシュ、アドマイヤコジーンが続く。リピーターの活躍も目立ち、別馬で複数回好走実績のある種牡馬はキングカメハメハとゴールドアリュールに限られる。

 上位人気と目されるジャスティンは初出走となるオルフェーヴル産駒。馬本位で見れば、同馬は同コースで行われた20年千葉Sで2着に3.1/2馬身差を付けて快勝しており、中山ダート1200mでは「1-1-0-0」と底を見せていない(同産駒のコース成績は「5-2-1-31」勝率12.8%・複勝率20.5%)。

 真打登場と期待されるダンシングプリンスも初出走となるパドトロワ産駒。父系をエンドスウィープ系として括れば「0-1-1-11」という成績で、12年2着エーシンウェズン(父Trippi)、16年3着コーリンベリー(父サウスヴィグラス)の2頭が好走している(同産駒のコース成績は「2-0-2-19」勝率8.7%・複勝率17.4%)。

 ゴールドアリュール産駒は「1-1-1-4」。昨年、テーオージーニアスが2着に好走するほか、シルクフォーチュンがリピーターとして10年4着、12年1着、13年3着の活躍を見せた。今年はイダペガサス、テーオージーニアスの2頭が出走予定。

 複穴傾向にあるのがフジキセキ系「1-1-1-6」で、17年4人気1着ディオスコリダー(父カネヒキリ)、18年11人気2着サイタスリーレッド(父ダノンシャンティ)、19年7人気3着シュウジ(父キンシャサノキセキ)、と直近3年の躍進ぶりが目に留まる。今年はサイタスリーレッド、シュウジ、ノーフィアー、ルッジェーロ(除外対象)の4頭が特別登録。

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