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【阪神JF】サトノレイナス戴冠デモ 休養明けでも軽快!3頭併せで状態良さアピール

2020年12月10日 06:00

 美浦Wでの3頭併せで追い切るサトノレイナス(左)=撮影・園田高夫

 「阪神JF・G1」(13日、阪神)

 デビューから連勝中のサトノレイナスが9日、美浦Wで実戦さながらの3頭併せを行った。目立つ時計ではなかったものの、軽快な動きを披露。2カ月半の休養明けでも力を出せる状態にあることをアピールした。G1・9勝馬アーモンドアイ、三冠牝馬アパパネなど数多くの名牝を育てた国枝師が送り出す期待の天才少女。名手ルメールとのタッグで、仁川のターフで華麗にG1戴冠を決める。

 与えられた課題はクリアした。無傷2連勝中のサトノレイナスは美浦Wで3頭併せ。道中はオムニプレゼンス(3歳1勝クラス)とビューティフルデイ(2歳未勝利)を前に見ながら進み、4角でスッと内へ潜り込む。直線では併せ馬の形となり、最後はオムニプレゼンスに1馬身先着、ビューティフルデイと併入した。5F68秒0-39秒0-12秒6と速い時計ではなかったものの、状態の良さをアピールするには十分の動きだった。

 見届けた国枝師は「競馬を想定して、馬の後ろで折り合いをつけて、しまいに並ぶという指示でした」と追い切りの意図を説明。この日の内容について「落ち着いてたし、良かったね。状態は問題ないと思います」と納得の表情を見せた。

 前走のサフラン賞は出遅れて後方のポジションになりながらも、メンバー最速の上がり3F34秒0を記録して鮮やかに差し切った。トレーナーは「ルメールさんがうまくコントロールしてくれて、しまいの脚を生かしてくれた。能力のあるところ見せてくれました」と振り返る。好位からレースを運んだ新馬戦とは違う形の競馬で結果を残したことを高く評価。阪神芝1600メートル戦については「この馬の末脚が生きるかなと思います」と歓迎した。

 父ディープインパクトは、JRA2歳種牡馬成績(6日終了時)で31勝をマークしてトップ。この阪神JFの過去10年でも3勝を挙げている。指揮官は「ディープインパクト産駒の牝馬で、スピードと瞬発力がある」と長所を受け継いでいることを強調。無傷3連勝でG1制覇へ。来春のクラシックの主役候補に名乗りを上げる。

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