【川崎・報知オールスターカップ予想】南関年明け最初の重賞に実績馬が集結!タービランスをはじめとした古馬勢とマンガンなど昨年のクラシック組との対決にも注目!

2021年01月01日 18:00

2年連続でこのレース2着のタービランスに注目(撮影:高橋正和)

 新春の川崎競馬場で1月3日(日)に、南関東年明け最初の重賞として開催されるのが報知オールスターカップ。川崎記念のトライアルレースにもなっていて、優勝馬には川崎記念への優先出走権も付与される。

 今年の出走馬で本命に挙げるのは19年・20年のこのレースの2着馬タービランス。

 これまで南関東では18戦して、17年9着に敗れた東京大賞典を除いて掲示板を外しておらず走りは堅実で軸向き。前走の浦和記念では中央勢相手にコンマ1秒差の4着で地方最先着を果たした走りから、年明け8歳でも衰えは感じられず今年も好勝負。

 相手筆頭はストライクイーグル。昨年はブリリアントカップ、大井記念と重賞連勝し、日本テレビ盃では最後の直線で外から脚を伸ばして3着と好走した。前走の浦和記念ではスタートで遅れて7着に敗れたものの差はコンマ7秒と大きく負けてはいない。今回は地方馬同士でこの2戦より相手は楽になり大幅前進可能だ。

 次点で注目しているのはリッカルド。18年に中央から転入してくるといきなり重賞4連勝を挙げ大きなインパクトを与えた。これまでの川崎遠征実績は川崎マイラーズ2着、スパーキングサマーカップ2着といずれもマイルだが、大井記念を制しているように長距離戦でも問題ない。

 また昨年クラシック戦線を賑わせた馬たちの存在も見逃せない。

 羽田盃の勝ち馬ゴールドホイヤーは、前走古馬との初対戦に加えて休養明け初戦で6着という結果だった。しかし今回は一度使った上積みが見込めるし、叩き2戦目での巻き返しが期待できる。

 最後に穴候補としてダービー2着のマンガンを挙げる。休養明け3戦目の前走を勝利して軌道に乗ってきた様子で、追い切りではゴールドホイヤー相手に先着。本格化してきた今なら能力は通用だ。

 馬券は崩れのないタービランスから3連複で狙いたい。

(文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)

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