13日、北海道・門別の原田牧場で、05年
ジャパンC(GI)を勝ったアルカセット(牡7)の初産駒となる牡馬が誕生したことがわかった。
同産駒は母が高崎で1勝した
ココニサチアリ(牝7、父シャーディー)、祖母が83年新潟3歳Sを勝った
マリキータという血統。
アルカセットは父Kingmambo、母Chesa Plana(その父Niniski)という血統の米国産馬で、伯父に00年カドラン賞(仏G1)を制した
サンセバスチャン San Sebastianがいる。05年5月のジョッキークラブS(英G2)で重賞初制覇を飾り、6月のサンクルー大賞典(仏G1)でG1初制覇。
ジャパンCでは、89年の同レースで
ホーリックスが記録したレコードを16年ぶりに更新した。通算成績16戦6勝(G1・2勝、重賞3勝)。
同馬は
ジャパンCを最後に引退し、総額9億円のシンジケートが結成され、昨年から日高町のダーレー・
ジャパン・スタリオン
コンプレックスで種牡馬入りしていた。