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カナダ版ダービー制した福元大輔 栗東サプライズ訪問

2021年01月28日 19:40

栗東トレセンを訪れた福元大輔

 この仕事も長くなり、身近にジョッキーがいる生活にはすっかり慣れてしまっていますが、少し前にテレビで見た海外のジョッキーが突然、目の前に現れてびっくり。現在、カナダで活躍中の福元大輔騎手が27日、栗東トレセンの事務所に現れるサプライズ。栗東には所用で訪れたとのことで、コロナ禍のためトレセン内には入れませんでしたが、親切丁寧に取材に応じてくれました。

 昨年、日本人騎手として初めてカナダ版ダービーのクイーンズプレートを隻眼のマイティーハートで制覇。その奮闘ぶりをテレビで見ていただけに、突然の“ご本人登場”に感激した次第だ。どんな質問にも答えてくれるナイスガイ(23歳です)で、柔らかい表情が印象的でした。

 聞いて驚いたのは、自身の名を世界に知らしめたマイティーハート。“片目を失っている馬って、乗っていて怖くないのか?”。ストレートに質問をぶつけてみると、こちらの思いとは裏腹に「あれ?どっちだったかな?確か左目だったと思います」と苦笑い。それほどまでに、実際は何の違和感もなく乗っているそうです。

 そして、話題は北米・カナダの競馬に。聞けば、競馬場の数は「5、6ですかね」。開催は4月中旬〜12月中旬まで行われ、厳冬期がオフシーズン。競馬のスタイルは「折り合いよりも、スピード重視。短距離が多くて、マイルは長いぐらい。二千は長いです」と教えてくれました。

 騎手のレベルも高いそうで「ダービーを勝ったとはいえ、まだまだ」と決しておごることはなく、日々精進している様子。しばらくはカナダを拠点として頑張るが「いずれは欧州や米国にも行かないと。特に米国はレベルが高いので、自分の力でどれだけやれるかを試してみたい」と夢を語ってくれました。

 最後に、日本での騎乗には「現時点では考えていませんが、日本も含めて世界だと思っています。いずれは、短期免許を取得して、日本でも乗ってみたいです」と笑顔。まさに可能性の塊。昨年をさらに上回るパフォーマンスで、母国・日本に再び明るい話題を提供してほしい。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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