23日、船橋競馬場で行われた能力試験に、01年エリザベス女王杯(GI)勝ち馬
トゥザヴィクトリーの2番仔となる
アゲヒバリ(牝3、船橋・川島正行厩舎)が出走。51秒4のタイムで合格した。
石崎隆之騎手を背に、513kgの馬体重で出走した
アゲヒバリは、ダート800mで4頭中2番目となる51秒4(1位の
ジェネロジーから0.3秒差)のタイムを記録した。
アゲヒバリは父クロフネ、母トゥザヴィクトリー(その父サンデーサイレンス)という血統。母は01年エリザベス女王杯(GI)に勝ち、99年オークス(GI)2着、99年桜花賞(GI)3着、01年ドバイワールドC(首G1)2着、01年フェブラリーS(GI)3着、01年有馬記念(GI)3着などGI戦線で活躍。他に00年阪神牝馬特別(GII)など、通算21戦6勝(重賞4勝、海外2戦0勝)という素晴らしい成績を残した。
ちなみに、馬名の
アゲヒバリとは、ヴォーン・ウィ
リアムズ Vaughan Williamsの曲名によるもの。