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東京TC

【フェブラリーS】レッドルゼル躍動!吹雪も切り裂く鋭い伸び 距離克服へ対策も万全

2021年02月18日 06:40

 吹雪の中追い切ったレッドルゼル(撮影・石湯恒介)

 「フェブラリーS・G1」(21日、東京)

 底冷えする栗東トレセンでレッドルゼルが躍動。17日、栗東坂路をパワフルな脚さばきで登坂し、目下の好調ぶりをアピールした。初マイルを克服し、混とんのダート界で頂点奪取を狙う。

 吹雪を切り裂くようにストライドを伸ばした。根岸S覇者のレッドルゼルは栗東坂路で単走。間隔が詰まっていることもあってあまり負荷はかけなかったが、それでもそのフットワークはリズミカル、かつ力強かった。

 4F52秒7-38秒5-12秒3に、安田隆師は「オーバーペースにならないような感じで。やっぱりいい形で、気分良く走っていた」と納得の笑み。初めての中2週ローテにも「できるだけ焦らずに調整してきた。(間隔を詰めた)3歳4月は駄目だったけど、その時より馬がたくましくなっているから」と胸を張った。

 今回、好走の鍵を握るのは距離だろう。指揮官いわく「この馬にとって(1F延長は)万里の長城より長い」。主戦の川田も「長いと思います」と即答するが、続けて「だからこそ、ここの1600メートル戦を意識して、カペラS(2着)、根岸Sと乗ってきています」ときっぱり。目先のレースを勝つことのみではなく、その先に待つ大舞台を見据えて馬を育ててきた。課題克服に向けて人事は尽くした様子だ。

 17年に産駒がデビューしたロードカナロアは、既に重賞36勝をマークしているが、ダートでの重賞勝利はこの馬の前走のみ。今回は同産駒初の砂G1制覇が懸かる。父も手掛けた指揮官は「ダートG1をルゼルで獲得したい」と、思い入れのある血統で新たな勲章を熱望した。

 堂々と主役で迎える初の大舞台。課題をクリアしたその先に、栄光の未来が待っている。

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