強豪を破り3連勝で重賞初制覇を飾ったチサット(撮影:高橋正和)
24日、大井競馬場で行われた第44回京浜盃(3歳・重賞・ダ1700m・1着賞金2000万円)は、中団でレースを進めた笹川翼騎手騎乗の3番人気チサット(牡3、大井・佐宗応和厩舎)が最後の直線で脚を伸ばすと各馬を差し切り、一旦は先頭に立った4番人気イグナイター(牡3、大井・福永敏厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒8(稍重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気マカベウス(牡3、船橋・米谷康秀厩舎)が入った。なお、1番人気アランバローズ(牡3、船橋・林正人厩舎)は9着、2番人気ランリョウオー(牡3、浦和・小久保智厩舎)は5着に終わった。
勝ったチサットは、父スマートファルコン、母ネフェルメモリー、その父アジュディケーティングという血統。このレースを勝って重賞初勝利を飾った。通算成績はこれで12戦5勝。なお、母ネフェルメモリーは2009年に桜花賞・東京プリンセス賞を勝って南関東牝馬2冠を達成した名牝。
本レースの上位3頭は4月29日に大井競馬場で行われる羽田盃への優先出走権を獲得した。