ウイニングチケットの曾孫レイパパレが無傷6連勝で頂点に
4日、阪神競馬場で行われた大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)は、先手を取った川田将雅騎手騎乗の4番人気レイパパレ(牝4、栗東・高野友和厩舎)が、直線で外に持ち出して後続を突き放し、2着の6番人気モズベッロ(牡5、栗東・森田直行厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒6(重)。
【豆知識】
◆JRA6戦6勝でのGI初制覇は史上初。
※JRA6戦6勝でGI・2勝目以降をあげたのはシンボリルドルフ、トウカイテイオー、ファインモーション、ミホノブルボン。6戦目がJRAGI以外だった馬は含まず。
◆ウイニングチケット(レイパパレの祖母オイスターチケットの父)を血統表に含む馬はGI初制覇。
◆川田将雅騎手は高松宮記念に続きGI連勝。2015年の安田記念→宝塚記念、2020年の朝日杯FS→ホープフルSに続き、自身3度目。
◆生産者のノーザンファームは、2003年から19年連続GI制覇。大阪杯は2018年のスワーヴリチャードから4連覇。
◆母の父クロフネは有馬記念のクロノジェネシスに続き、GI出走機会連勝。
◆ジャパンC2着、大阪杯3着となったコントレイル。シンボリルドルフ、ディープインパクトは連敗を喫したことがなく、無敗の三冠馬の連敗は史上初。
◆5番人気ワグネリアンは単勝オッズ49.8倍。GIの5番人気馬では、2000年天皇賞・春(優勝馬テイエムオペラオー)のレオリュウホウの58.9倍に次いで、2番目に高いオッズに。
◆1着レイパパレ、3着コントレイル、4着グランアレグリアはディープインパクト産駒。2着モズベッロも父父ディープインパクト(父ディープブリランテ)。
※データは注記のあるものを除き1986年以降、JRAのみ。