10日、阪神競馬場で行われた阪神牝馬S(4歳上・牝・GII・芝1600m)は、スタート一息で中団後方からの競馬となった川田将雅騎手騎乗の1番人気デゼル(牝4、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で外から一気に各馬を差し切り、2着の2番人気マジックキャッスル(牝4、美浦・国枝栄厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。
さらにクビ差の3着に8番人気ドナウデルタ(牝5、栗東・高野友和厩舎)が入った。なお、3番人気リアアメリア(牝4、栗東・中内田充正厩舎)は9着に終わった。
勝ったデゼルは、父ディープインパクト、母アヴニールセルタン、その父Le Havreという血統。前走の初音S(3勝)に続く連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬はこの勝利でヴィクトリアマイルの優先出走権を獲得した。
<阪神牝馬Sダイジェスト>
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