11日、東京競馬場で行われた5R・3歳新馬(ダート1400m)は、北村宏司騎手騎乗の3番人気ツーオブキング(牡3、美浦・尾形充弘厩舎)が先行争いを制すと、直線では他馬を突き放し独走。最後はほとんど追うことなく1番人気コアレスナイナーに10馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分27秒0(良)。さらに8馬身差の3着に15番人気ドルフィンダンサーが入った。
勝ったツーオブキングは、父サクラバクシンオー、母はJRA5勝のヒゼンウタヒメ(その父スキャン)という血統。馬主は歌手の前川清さん(名義は前川企画)。母ヒゼンウタヒメも所有していた。
なお、前川企画はコイウタ(牝4、美浦・奥平雅士厩舎)で制した昨年2月18日のクイーンC(GIII)以来のJRA勝利となった。