J.ヴェラスケス騎手が騎乗したメディナスピリットが勝利(写真右)
現地時間1日、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われたG1・ケンタッキーダービー(3歳・ダ2000m・19頭立て)は、ハナを切った6番人気メディナスピリット(Medina Spirit、牡3、J.ヴェラスケス騎手)が最後まで粘り込み、好位からこれを追った8番人気タイのマンダロン(牡3、F.ジェルー騎手)の追撃を1/2馬身差退けて優勝した。勝ちタイムは2分01秒02(良)。
マンダロンから1/2馬身差の3着は3番人気ホットロッドチャーリー(牡3、F.プラ騎手)。G1・2勝を含む5戦5勝の1番人気エッセンシャルクオリティ(牡3、L.サエス騎手)は、さらにアタマ差の4着だった。
メディナスピリットは父Protonico(その父Giant's Causeway)、母Mongolian Changa、母の父Brilliant Speedという血統。米国のB.バファート厩舎の管理馬。
重賞は今年のロバート・B・ルイスS(米G3)に続く2勝目で、通算成績は6戦3勝(2着3回)。
ヴェラスケス騎手は前日のケンタッキーオークス(米G1)をマラサートで制したのに続き米クラシック連勝。ヴェラスケス騎手とバファート調教師のタッグは昨年のオーセンティックに続き当レース連覇。そしてバファート調教師は当レースの単独最多勝利調教師(7勝目)となった。