現地時間1日、イギリスのニューマーケット競馬場で行われたG1・2000ギニー(3歳牡牝・芝直線1600m・14頭立て)は、好位から進んだ3番人気タイのマスターオブザシーズ(牡3、W.ビュイック騎手)、7番人気タイのラッキーベガ(牡3、S.フォーリー騎手)、9番人気のポエティックフレア(牡3、K.マニング騎手)の3頭が、ラスト300m付近で抜け出す展開。
この争いをポエティックフレアが制し、2着マスターオブザシーズに短頭差をつけて優勝した。さらにクビ差の3着がラッキーベガ。勝ちタイムは1分35秒69(良)。
1番人気バトルグラウンド(牡3、L.デットーリ騎手)は13着、2番人気サンダームーン(牡3、D.マクドノー騎手)は14着、3番人気タイのムタサーベク(牡3、J.クローリー騎手)は7着に敗れる、波乱の結果となった。
ポエティックフレア(Poetic Flare)は父Dawn Approach、母Maria Lee、母の父ロックオブジブラルタルという血統。アイルランドのJ.ボルジャー厩舎の管理馬。
通算成績は5戦4勝。唯一の敗戦は昨年のデューハーストS(英G1)で10着だった。重賞は昨年のキラヴランS(愛G3)に続き2勝目。
父Dawn Approachは2013年の2000ギニーなどG1・4勝。祖父New Approachは2008年ダービーなどG1・5勝。両馬ともJ.ボルジャー厩舎の管理馬で、K.マニング騎手が全戦で手綱を取った。