17日、京都競馬場で行われたつばき賞(3歳500万下、芝2000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の6番人気コートユーフォリア(牡3、栗東・岡田稲男厩舎)がスタートから先手を奪い、一旦は他馬にハナを譲ったが、直線で外に出して3番人気ヒラボクロイヤルを1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分04秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着に9番人気カネトシリベルテが入り、1番人気ケープポルトは6着に終わった。
勝ったコートユーフォリアは父チーフベアハート、母サークルメモリー(その父エブロス)、祖母がサークルショウワ(クイーンC-GIII)という血統。伯父にベルウイナー(関屋記念-GIII・2着)、叔父にアンクルスーパー(中京記念-GIII・2着)がいる。04年北海道市場セレクションセール当歳にて1610万円で落札されていた。
昨年8月13日の新馬(札幌・芝1800m)でデビューも8着に敗れ、その後はダート戦に出走。2着2回の末、前走4日の未勝利(京都・ダート1800m)で初勝利を挙げていた。芝は新馬戦以来約6か月ぶりの出走だった。通算成績6戦2勝。
なお、チーフベアハート産駒は札幌2歳S(GIII)を勝ったナムラマース(牡3、栗東・福島信晴厩舎)に続き2頭目の現3歳オープン馬となった。