24日、中山競馬場で行われた5R・3歳未勝利(芝2000m)は、後藤浩輝騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.8倍)キングオブチャド(牡3、美浦・河野通文厩舎)が、3番人気エーシントゥルボーに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分03秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着に5番人気マイネルグラシューが入った。
勝ったキングオブチャドは父ダンスインザダーク、母は99年マルセルブサック賞(仏G1)や武豊騎手騎乗で00年アスタルテ賞(仏G2)を制すなど重賞3勝のレディオブチャド(その父ラストタイクーン)という血統。半兄にJRA現2勝のアフリカンビート(牡5、栗東・森秀行厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。昨年12月のデビュー戦(中山・芝2000m)は出遅れながらも勝ち馬と同タイムの2着。ここ2戦はともに1番人気に推されるも3、2着に敗れており、今回が4戦目での初勝利となった。通算成績4戦1勝。