25日、中山競馬場で行われた6R・3歳500万下(ダート1800m)は、木幡初広騎手騎乗の1番人気スクリーンヒーロー(牡3、美浦・矢野進厩舎)がスタートからハナを奪うと、3番人気テスタロッサの追撃をクビ差抑え逃げ切った。勝ちタイムは1分56秒4(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着に7番人気クリノアドベンチャが入った。
勝ったスクリーンヒーローは父グラスワンダー、母ランニングヒロイン(その父サンデーサイレンス)という血統。従兄に昨年の中山大障害(JGI)を勝ち最優秀障害馬に輝いたマルカラスカル(牡5、栗東・瀬戸口勉厩舎、父グラスワンダー)、伯父にステージチャンプ(日経賞-GII、父リアルシャダイ)がいて、祖母は87年、88年の最優秀5歳以上牝馬に選ばれたダイナアクトレスという名牝系の出身。
1月13日の未勝利(中山・ダート1800m)で3戦目にして初勝利。前走のカトレア賞(3歳500万下、東京・ダート1600m)ではドミンゴシチーの3着に入っていた。通算成績5戦2勝。