25日、中山11R・中山記念(GII・芝1800m)で後藤浩輝騎手騎乗のローエングリン(牡8)が優勝。同馬を管理する美浦・伊藤正徳調教師(58)は、現役46人目となるJRA通算400勝を達成した。開業から3944戦目での達成となった。
伊藤正徳(いとう まさのり)調教師は66年に騎手見習となり、68年に騎手デビュー。岡部幸雄元騎手、柴田政人現調教師、福永洋一元騎手と同期。77年日本ダービー(ラッキールーラ)、82年天皇賞・秋(メジロティターン)などの大レース勝ちがある。騎手時代の通算成績は2037戦269勝。
88年に厩舎を開業し、エアジハードで制した99年安田記念(GI)、マイルCS(GI)など重賞は18勝(GI・2勝)。現役の主な管理馬にローエングリンのほか、同中山記念2着のエアシェイディ、ネヴァブションなどがいる。通算成績3946戦400勝(うち障害179戦14勝)。地方通算26戦4勝。
【伊藤正徳調教師のコメント】
区切りの勝利ではありますが、上には上がいますので、これからも上を目指して頑張っていきたいです。それよりも今日はローエングリンの復活が何よりも嬉しいですね。