【海外競馬】ハットトリック産駒がブラジルで2歳牝馬G1制覇、アグネスゴールド産駒2位入線も3着降着

2021年06月28日 15:48

2005年香港マイル優勝時のハットトリック(撮影:高橋正和)

 現地時間27日、ブラジルのガベア競馬場でマルガリータ・ポラク・ララ大賞(2歳牝・G1・芝1600m・12頭立て)が行われた。

 道中は中団を進んだ7番人気のハットトリック産駒マカダミア(Macadamia、牝2、B.ピニェイロ騎手)が直線で外から脚を伸ばし、ラスト200m付近で前をとらえて先頭へ。そのまま後方各馬の追い込みも寄せつけず完勝を果たした。勝ちタイムは1分37秒08(重)。

 2着は連れて追い込んだ5番人気のアグネスゴールド産駒リーガルタイト(牝2、W.カルドソ騎手)と、2番人気タイのジャストライク(牝2、B.ケイロス騎手)の争い。この争いをリーガルタイトが制したかに思われたが、進路妨害で3着に降着。勝ち馬から2馬身差の2着がジャストライクとなった。

 1番人気のアグネスゴールド産駒オリンピックラスパルマス(牝2、W.シャビエル騎手)は5着だった。

 マカダミアは母Une Autre Etoile、母の父Northern Afleetという血統。ブラジルのA.メネゴロ厩舎の管理馬。デビュー戦からG2に出走して5着。前走はG1で2着。3戦目の今回が初勝利となった。

 ハットトリックは父サンデーサイレンス、母トリッキーコード、その父Lost Codeという血統。2005年のマイルCS(GI)、香港マイル(香G1)覇者。

 現役引退後はアメリカで種牡馬入り。2017年からブラジルでけい養されていたが、昨年の8月3日に同地でこの世を去った。

※馬齢は現地表記に準ずる。

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