およそ1年ぶりの出走で93年有馬記念を制したトウカイテイオー。当時は「奇跡の復活劇」と呼ばれた(撮影:下野雄規)
28日、門別競馬場で行われた競走能力・発走調教検査(以下、能検)でトウカイテイオー産駒キセキノテイオーが、2度目の受験で基準走破タイムをクリア。デビューへ向けて一歩を踏み出した。
去る15日に受験した1回目の能検では基準タイムに1秒1届かなかったが、4Rで行われた2回目では1分8秒6の走破時計で見事に突破した。
同馬は、1993年の有馬記念などGI4勝を挙げたトウカイテイオー最後の産駒。母キセキノサイクロン、母の父エアダブリンという血統。通常、2歳〜3歳にかけてデビューする競走馬としては異例の7歳でのデビューを目指している。
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令和3年度能力検査6月28日の成績(外部サイト)(ホッカイドウ競馬のホームページより)