【ラジオNIKKEI賞 血統データ分析】少数精鋭のディープインパクト

2021年07月01日 12:00

ラジオNIKKEI賞で期待できる血統は?

 7月4日に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、中山競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で2回のマンハッタンカフェ、ステイゴールド、バゴが続く。

 ディープインパクト産駒は[3-1-2-4]。12年ファイナルフォーム、15年アンビシャス、16年ゼーヴィントが勝ち馬として名を連ねており、昨年も同産駒として唯一の出走となったディープキングが5人気3着と好走している。なお、連対した4頭はいずれも前走で関東圏(東京・中山)のレースに出走していた。今年はシュヴァリエローズが皐月賞からの臨戦で挑む。

 ロードカナロア産駒は[0-1-0-0]。産駒初出走となった昨年はパンサラッサが7人気2着と健闘し、3連単17万馬券の高配当をアシストする結果となっていた。ただし、同産駒は下級条件を含めたコース成績が[1-2-1-15]勝率5.3%・複勝率21.1%となっており、お世辞にも好相性とは言えないようだ。今年はリッケンバッカー、ヴェイルネビュラが出走予定。

 ヴィクトワールピサ産駒は[1-0-0-4]。小雨降るなか不良馬場として行われた19年にブレイキングドーンが3人気で勝利。また、その父ネオユニヴァースの産駒も16年ダイワドレッサーが牝馬ながら9人気2着と好走した実績を持つ。今年はアサマノイタズラが上位人気を担う。

 初出走となるモーリス産駒からはタイソウ(抽選対象)が特別登録。下級条件を含めても[0-1-0-0]と出走例はわずか一例に限られるが、モーリスの父スクリーンヒーローが07年ラジオNIKKEI賞で14人気2着と大駆けしていたことは念頭に置くべきだろう。

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