フランクE.キルローマイルH、キップデヴィルが初G1

2007年03月04日 07:00

 現地時間3日、米・サンタアニタ競馬場で行われたフランクE.キルローマイルH(4歳上、米G1・芝8f)は、R.ミグリオーレ騎手騎乗の6番人気キップデヴィル Kip Deville(牡4、米・R.デュトロウ.Jr厩舎)が、好位3、4番手追走から末脚を伸ばし、外から襲いかかる5番人気バイユー Bayeuxをクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。日本産馬サイレントネーム Silent Nameは2番手追走から残り50mあたりまで先頭に立っていたが、2着からハナ差の3着に敗れた。1番人気チャーモ Charmoは7着。

 勝ったキップデヴィルは父Kipling、母 Klondike Kaytie(その父Encino)という血統の米国産馬。前走、昨年12月26に行われたサービューフォートS(米G3・芝8f)で初重賞制覇を達成しており、今回が初G1となった。通算成績15戦7勝(重賞2勝)。

 なお、同馬の父Kiplingは父Gulch、母Weekend Storm(その父Storm Bird)という血統の米国産馬。06年園田金盃-園田、07年新春盃-園田を勝ったタガノインディー(牡8、園田・松尾一幸厩舎)の全兄で、牝系はA.P.Indy(BCクラシック-米G1)らが出る名門。同馬が産駒初のG1馬となった。

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