【浦和・プラチナC】重賞初Vアンティノウス矢野貴之騎手「このメンバーで結果を出せたことは、馬自身にとっても自信になった」

2021年07月23日 11:12

7歳にして重賞初制覇となったアンティノウス(撮影:高橋正和)

 22日、浦和競馬場で行われた第4回プラチナC(3歳上・重賞・ダ1400m・1着賞金1200万円)は、好位でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の5番人気アンティノウス(セ7、大井・藤田輝信厩舎)が、4コーナーで先頭に立って押し切り、2着の2番人気ダノンレジーナ(牝5、浦和・小久保智厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒7(良)。

【矢野貴之騎手】
「右回りだとちょっと右にモタれるところがあって注意して乗りましたが、左回りでもうまく走れてたので良かったです。

 ゲートも落ち着いていてスタートもよく切れたので、スムーズな競馬ができました。ちょっと操縦性が良くないので注意しながら、掛からないように掛からないようにと乗っていました。ヨーイドンだと分が悪いんで、早めに動きたいと思っていたので、いいタイミングで行けたと思います。

 なかなかのメンバーだったので、その中でこうやって結果が出せたことは、馬自身にとっても自信になったと思いますし、今後も楽しみだと思います。

 厳しい状況が続いていますけど、オリンピックも始まりましたし、スポーツで日本中が活気づけばいいなと思っています」

【藤田輝信調教師】
「今日はレース前ずいぶん落ち着いているなと思って心配しました。ゲートもいつもうるさいんですけど大人しくて。でも、それが良い方向に行ってとても良かったです。

 結構なメンバーで、この馬自身はオープンに上がって2戦目だったので、胸を借りるつもりだったんですけど、いい感じに行ってしまって驚いている感じです。

 この馬はちょっと危険な部分があるんです。ゲートも危ないですし、レース自体も大井競馬で使ってても、いろいろあったんですけど、今日は本当に何もなくて、すごくスムーズな競馬ができて、浦和競馬が本当に合ってるんだなと思いました。

 今後については、これから話し合って決めたいと思います」

(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)

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