13年以来、8年ぶりの函館開催となりました。そのときは道悪馬場ということもあって、前走で逃げていた馬が1〜3着の上位を独占しました。札幌でも前有利な傾向の強いレースだけに、逃げ・先行馬に最新の注意を払いたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週のクイーンSでは、【残った馬】の
テルツェットが3人気で勝利。また直近の【残った馬】も、アイビスSDの
オールアットワンス、中京記念の
アンドラステ、函館記念の
トーセンスーリヤが勝利しています。今年の【残った馬】でもっとも人気薄から勝利したのは、小倉大賞典の
テリトーリアルの11人気。さらに【残った馬】が1〜3着を独占し、3連単は23万馬券になっています。ケシウマの【残った馬】に、今週もご注目ください。
ここでは、エルムSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件:前走地方戦で4角3番手以下(当日斤量58キロ以上馬は除く)】
実績:[0-0-0-11]
複勝率:0%
該当馬:
ソリストサンダー、
デルマルーヴル(過去の主な該当馬:19年グリム1人気7着、18年
リッカルド4人気6着)
13年の函館開催時も含め、先行力が問われる一戦。そのため、前走で地方戦に出走していた馬は4角1〜2番手と前で競馬していたことがほぼ好走の必須条件となる。例外は、当日の斤量が58キロ以上だった実績馬だけと考えてみたい。※データは過去10年間を対象(なお、本年は13年と同様に函館での開催)
上位人気と予想される
ソリストサンダーが消去データに該当しました。前走のJpnIかしわ記念で2着好走にくわえ、ダート1700mの非根幹距離戦では[3-0-2-1]の距離巧者でもあります。前走で4角6番手とはいえ、マイルからの距離延長で3走前の1700m戦のように先行することも可能かもしれません。けれど一方で、過去10年で距離延長馬は、13年の函館開催時を含めて[0-2-0-19]と苦戦。距離延長でリカバリーできないと考えて、評価を下げてみたいところです。
さらに、残りの条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして今年の函館開催も前残りなのか? さらに消える上位人気馬は? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。