関屋記念で重賞2勝目を狙うカラテ(撮影:下野雄規)
8月15日、新潟競馬場で行われる関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)に出走するカラテ(牡5、美浦・高橋祥泰厩舎)。
同馬は父トゥザグローリー、母レディーノパンチ、その父フレンチデピュティという血統。通算成績は24戦5勝。
18年8月にデビュー。早々にオープン入りした父トゥザグローリーに比べ、同馬は初勝利までに8戦を要し、2勝目を挙げたのも4歳の6月と勝ち身に遅かった。
2020年12月の条件戦で3勝目を挙げると、そこから3連勝で東京新聞杯を優勝。鞍上の菅原明良騎手とともに重賞初制覇を果たした。
次走に予定していたダービー卿CTでは、右前脚の爪の不安によりこれを回避。GI初挑戦となった前走の安田記念で、本来の力を発揮できずに13着に終わってしまう。
同馬の馬名の由来について、オーナーの小田切光氏は「海外に挑戦できるようになった時、日本馬だとすぐ分かる名前を付けた」netkeibaのコラムにコメントを寄せている。
今後の大舞台挑戦へ飛躍を遂げるためにも、この1戦での巻き返しに期待したい。