ヴァンキッシュラン産駒のギャレットが重賞初制覇(写真提供:岩手県競馬組合)
15日、盛岡競馬場で行われた第22回若鮎賞(2歳・重賞・芝1600m・1着賞金250万円)は、序盤は後方に位置した山本聡哉騎手騎乗の4番人気ギャレット(牡2、岩手・佐藤浩一厩舎)が、長く脚を使って追い上げ、逃げ粘る1番人気フェルゼンハント(牡2、岩手・飯田弘道厩舎)も直線で差し切って、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒0(重)。
さらに1馬身差の3着に2番人気エムティエース(牡2、岩手・板垣吉則厩舎)が入った。なお、3番人気エイシンツーリング(牡2、岩手・板垣吉則厩舎)は6着に終わった。
勝ったギャレットは、父ヴァンキッシュラン、母レッドヴォーグ、その父シンボリクリスエスという血統。デビュー戦2着、2戦目3着から挑んだここを勝利。初勝利にして重賞初制覇を果たした。また、今年の新種牡馬ヴァンキッシュランの産駒としてもこれが重賞初勝利となった。